フェルトの手作りアップリケはかわいいけどコストも手間も大変!
フェルトを組み合わせて縫い付けるアップリケは、温かみがあってかわいらしいですね。保育園や幼稚園の手提げ袋に付いていたら子どももとても喜びます!
完成品は手芸店やハンドメイドショップで販売されていたり、子どものリクエストがあったので頑張ってはじめから作る!なんてママもいます。
実は、フェルトで作るアップリケは手間がとってもかかるのです。
接着芯を付けた方が良かったり…,かわいいステッチがあるけど手縫いだと均等に行かなかったり…きちんとかがり縫いかミシンでギザギザに縫い付けないと、洗濯したときにバザバザになってしまったり…とつくるのも維持するのも大変なんです。
せっかくかわいいデザインを作って子どもの洋服などにつけたかったり、お店や今流行のインターネット販売をしたいけど、コストがかかり値段が高くなってしまって売れそうにない!なんて頭を抱えることはありませんか?
プリントなので枚数が少ないとコストが掛かってしまうので、個人でプリントする場合はお友達みんなでお揃いにすると良いですね。
スエードや発泡インクを使って本物みたいなアップリケと皮パッチを再現!
アップリケの難しいステッチもプリントなら簡単にできる!
刺繍には色々なステッチの種類がありますが、実際に刺繍を施すと目がバラバラになってしまったり穴が大きくなってしまうので接着芯や裏布を当てなくてはいけないなどとても手間がかかるのが問題です。ステッチもアップリケもデザインにして印刷すれば、その問題も解決できます。こちらもアップリケ、ステッチ共にスエードプリントをしているので、本物の刺繍のような質感に!これなら接着芯いらず、失敗なし、手間もなしですね。
刺繍したような縫い目はスエードプリントを使って糸の質感を出しています。 | プリントの盛り上がりを調節して若干刺繍の部分が高くなっています。 |
使用インク
【スエードプリント】 ラバーインクにスエードベースを混ぜてプリントするとスエード調の仕上がりになる。 スエードプリントに関する記事は、スエードプリント!本物の皮革のようなザラザラ感が特徴の印刷方法で記載しています。 |
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【ラバープリント】 発色が良く再現性にも優れたインク。Tシャツプリントに使われる最もスタンダードなプリント方法。 ラバープリントに関する記事は、【Tシャツプリントの基本】ラバープリントの印刷方法や注意点で記載しています。 |
デニムには欠かせない革パッチも立体的に。型押しの凹凸も再現!
ジーンズの背中部分についている革や紙でできているラベルが革パッチです。
本物の革パッチは、金型作成・型押しや色つけ・縫製など多くの工程によってできています。
今回は、革パッチを数種類のインクを使って再現しました。
革部分は、ハイデンシティで高さを出して生地との段差を作り、本当に革が貼り付けてあるような質感に。型押し部分は、ラバープリントでハイデンシティ よりも下げて凹みをつけて。ステッチ部分は発泡プリントで糸目の質感を出しています。
使用インク
【ハイデンシティプリント】 ラバーインクの硬度を上げて塗り重ねると高さを出すことができるプリント方法。 ハイデンシティプリントに関する記事は、ハイデンシティはインクを塗り重ねて立体にする厚盛プリント!で記載しています。 |
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【発泡プリント】 ラバーインクに発泡材を混ぜて熱を加えるとプリント面が膨らむインク。 発泡プリントに関する記事は、インクが膨らんでデザインが立体になる発泡プリントで記載しています。 |
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【ラバープリント】 発色が良く再現性にも優れたインク。Tシャツプリントに使われる最もスタンダードなプリント方法。 ラバープリントに関する記事は、【Tシャツプリントの基本】ラバープリントの印刷方法や注意点で記載しています。 |
ワッペンプリントのまとめ
- インクを使い分けて本物のような質感を出してみた
- プリントなのでアフターケアや劣化の心配がない
スエードプリントやハイデンシティプリントなどを使い分けてまるで本当に刺繍や革パッチがついているような質感を出すことができます。プリントなので、洗濯してよれてしまった!縫い目がバラバラで綺麗にできない!ほつれが気になる!などのお悩みがありません。ワッペンプリントは可愛くできるので入園・入学準備などで仲の良いお友達みんなでお揃いにしても良いですね。
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ここまで記事をお読み頂きありがとうございました。私たちホシミプリントワークスでは、オリジナルTシャツをはじめとした様々なアイテムのプリントを行っております。
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